海外インターンシップ先の選び方

1.5年 J1としてアメリカにインターンシップした経験をメモ。

インターンシップといっても、新卒以外はトレイニー扱いなので、インターンでは無い。というのはこっち来て暫くしてから知ったw

 

・日本人が多い職場は避ける

私の場合は、英語力の向上がメインだったので、受け入れ企業の英語使用率は気にしていたが、企業が「7:3で、英語7です。」といってもそれが事実ではない事を知っておく必要があった。(実際7:3と記載されていたが99%日本語だった)。なので、英語がメインで行くならば、英語の使用頻度でなく、日本語話せない人口がどれだけ居るのかを聞く方が良い。ましてや日本人しか居ないような企業は避けるべきだろう。日本人しか居ないけど皆英語で話してますよなんて言っても、そんな環境にはまずならないだろう。これは日本人に限らないようで、ヒスパニックの人に聞くと、やはりヒスパニックばかりが居る職場ではスパニッシュで話してしまい勉強にならないとの事。

 

 

・有給よりも英語使用率を重視

有給か無給かは、一番悩む所だが、英語がメインであれば、ホテルの無給インターンなんかでも良いんじゃないかと思う。結局、上記のような理想の割合を記載する企業に当たった場合、有給であっても貯金を使った生活になるので、1年?1.5年、毎日8時間は日本語で生活するような状況になるからだ。しかも、一般企業であれば、家賃、食事代、場合によっては車も必要になる。ホテルのインターンって飯付きじゃなかった?だとしたら、生活にかかるお金を考え、英語の事も考えてみれば、貯金も無駄に使わずに済む可能性もある。無給だからといって選択肢から落とさずに、募集してる場所での生活費がどれくらい必要かくらいは少し調べてもよかったかなと思う。

 

 

・H1Bビザの費用は企業持ち

H1ビザをチラつかせる企業は要注意。過去にH1Bビザをどれだけ発給できて、不合格はどれくらいあったかというサイト(http://h1b-visas.findthebest.com/)があるので、そんな話を醸し出す企業が居たら要チェック。色々な企業をみた感じでは、50人規模の会社で1?2人のH1Bビザの割合が一般的。10人にも満たない会社でH1Bを持ち出すのは怪しい。H1Bビザの発行にはUSCISの認可が必要で、その企業がH1Bビザにふさわしいかどうかも審査される。

H1Bの給料は、その地域のそのポジションの平均以上という決まりがある。なので基本的に高い。それくらいの人材だからアメリカ人でなく、特殊技能を持った海外の人を使いたいというのが基本的な考え方である。そして、その費用は全て会社が払うと明記されている(一部の費用は企業が負担するとは明記されてない。申請料だったかな?)。H1Bを取ってあげたからといっても、会社に拘束できる権利は会社には無いのは法律上決まっている。企業にしてみれば、仕事のやりがいと十分な給料くらいでしか、H1Bの人を確保し続ける事は出来ない。弁護士、申請費用はざっと$5K以上。働ける年数は3年で、更新時にはまた費用がかかる。だから、ほとんどの会社はH1を取りたがらない。これは基本的な話であり、会社にとってはリスクとして認識すべき事柄でもある。

H1の話を持ち出すのは、この話を知らないか、何か裏があると思っていいだろう。例えば、H1Bのパートタイムを利用するとか。もちろん、実際の勤務は週5日になるだろうw (こんな場合は、勤務表を個人的につけると良いらしい、USCIS以外の名前忘れたが、労働環境を管理する政府団体があるらしい)

一番の問題はH1Bの発行タイミング。毎年4月に申請受付が開始され、受かった場合でも、10月からしか働き始められない。そんな悪条件で、受け付けてくれる企業があるのだろうか?(大学の教授とかはすぐH1Bでるらしいが)。その点を考えても、軽くH1Bを口に出すような企業はちょっと考えが甘いか、裏があるのだろう。

 

その地域に住む日本人用の掲示板があったりするので、頻繁に求人を出してる企業は人の出入りが多い事が想像でき、何か内部に問題がある事も想定できる。日頃の生活状況なども知ることができるので、日本人向けの日本語で運営されているサイトを見るのも良いかと思う。

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