アメリカで家を買ってみる。

J1のインターンから始めて、結婚して、遂に家を買うところまで来てしまった。全く想定外の流れ(笑)

 

日本でも家など買った事ないので、違いを詳細には説明できないが、米国において何が必要なのかをメモしておく。

 

動機

まず、家賃が高い。過去に住んだ場所は都会なので高めなのもあるが、こんなの感じ。

  • Virginia, Arlington: 築50年、1階、1ベッドルーム : $1600
  • New Jersey, Journal Square: 築1年、29階、1ベッドルーム: $2500 (ペット代$50/匹) ⁺ 駐車場代($200)
  • Colorado, Boulder: 築4年、1階、2ベッドルーム: $2000(ペット代$24/匹)

 

家のローンの相場は$500,000の家で、金利が3.5%だと、月額$2500位になる。この価格帯の家だと、Boulderでは無理だが、車で20分くらい外に行くと、ガレージ3台分、裏庭、3-4ベッドルーム、バス2.5、地下室(部屋になってない)という感じの一軒家が買える。ちなみに、このアパートの2階、2ベッドルームの家賃は、$2400/月となる。

 

ここのアパートは家賃の割には作りがちゃちいし、猫砂としてトウモロコシを原料にしたものを使ってたが、蟻が猫砂を拾いにやってきたりで、1階の部屋はもう良いかなーと。他のアパートに引越しも考えたが、そもそもこのボルダーで$1000代のアパートだと、まずボロい。一軒家なんてボロイのに$1,000,000だし、コンドに$500,000とか出す気にもならんというか、山に頻繁に行くので、ガレージが無いと買う気にもならない。そんな訳で家をBoulder近郊の町で探す事になった。

 

場所選び

  1. 治安
  2. 小中高の成績
  3. 通勤
  4. 価格
  5. 油田、ガス田 (oil gas well)

 

上記1-4は、どこにでも当てはまるが、5はこのコロラドならではでは無いかと思う。

まず、このエリアの治安は、そんなに悪い所は無いが、そもそも日本人が多くないので、どこに行ってもAway感はある(笑) 中東系女性とアメリカ人男性の知り合いは、子供が純粋な白人顔では無いので、多少イジメ的な事があったの事。ま、そういう地域なので、子供レベルの人種差別は覚悟しておく必要あるのかも?大人レベルの差別はまず無いはず。

Longmont の東側、Broomfield と Denverの間当たりは余り良くないらしいが、学校のランクを元に地域を選べば、そういった地域が必然的に外れていく。

 

Boulderから車で20-30分の所は、どこも似たような価格。

 

問題の5、油田・ガス田エリア。Longmont 東側、Erie、Lafayette東側に多い。その辺りに行くと、茶色の大きなタンクを良く目にするが、それが油田・ガス田である。気にするかどうかは個人によると思うが、ある調査によると、タンクの近郊に住んでる人は、癌になる確率が上がるという調査結果がある。Colorado方式で調査すると問題ないレベルだけど、California方式だと問題あるレベルという事のようだ。発癌といっても、結果が判るのは、数十年後だし。

Erie辺りは、新しい街を作っており、値段も安い。が、未完成の街なので、今後どんな街になって行くのか想像が難しい。現在は、スーパーも車で10分くらい走らないと無いという不便な状況。周りは広大な牧場だしで、あまり好みのエリアでは無かった。そもそも山から遠くなる。

Lousville、Lafayette は大分街なんだけど、学区と価格と家の質を選ぶのが難しい。あるにはあるだけど。最終的に、街の雰囲気と、学校のレベル、山に近い、まともなスーパーが近いということで、Longmont の南西部を狙う事にした。

 

新築と中古

8月から急遽探し始めたので、新築物件は残り物だけ。この辺(アメリカ全体?)は年末・年初あたりから、区画選びや、デザイン選びを始めて新築物件を買うというのが主な住宅街の家らしい。余った区画は、開発会社がデザインなどを選び、建築しつつ販売する方式で、8月以降は閑散期となり、家は残り物で、デザインの変更などは難しいようだ。だからと言って安いわけでもないのも難点。また、まともな開発会社は余り物が無いので、あまりものが多い会社は要注意。日本で言う、欠陥住宅が多い開発会社のようだ。

 

中古物件は幅が広いので選ぶのが本当に難しい。今回、自分たちが家に希望した条件は以下

  • ガレージ (DIYとアウトドア用)
  • 3ベッドルーム (子供はまだ居ないが2人くらいは欲しい)
  • 新しめのキッチンと、大き目のカウンターか、キッチンアイランド
  • それなりのサイズの裏庭(ミニ野菜畑を作る)

 

上記の条件さえあれば、2階建てでも、平屋(Ranch)でも良かった。因みにRanchタイプは、子育て終わった人達が、大きい家からの住み替えというのが多いようで、そういう人たちの仕様になってる場合がある。

 

色々見た結果、新築のRanchと、築20年の2階建て4ベッドルームという家が最終候補に残った。リフォームしてない昭和風の作りのままなのに$600,000とか、地下に、自分には使い道がないオーディオルームやゲストルームとか、そういう家が数件あったが、買う気にもならなかった。

新築物件は値段が希望よりちょい高い程度なので、なんとかなるだろうレベルなんだが、いかんせん現住民から話を聞いたら、かなりの欠陥っぷりで、修復件数が許容範囲を超えてたので候補落ちとなった。そもそも、狙ってた家は8月時点で土台しか終わっておらず、まだ数件の家が作りかけの状況。開発会社は12月にモデルルームを売って、次の開発地へ行くので、年末に無理やり移り住まされて、終わってない部分が現住民より多いとかなりそう。開発会社の人を捕まえるにしても、近くに居ないんじゃ、どうにもならんだろう。残り物新築物件は要注意。

 

結局残った築20年の家だが、床が数年前に全部床張りにしてあったり(絨毯張りが好きでない)、水回りを現代風に変えてたり、キッチンも入れ替えてたり、暖炉が無かったり(暖炉は要らない派)、ガレージが3台分で、裏庭もあったりと、大分希望に近かった。裏庭がロックガーデン風になってて、水が流れて、小さい池(水たまり)があったりと、自分たちには要らない物もあるのだが、作り変えれば良いかと。家主からは、AC、ヒーター(Furnace)、乾燥機、冷蔵庫は動いてるけど、取り換えた方が良いかもねと言ってたので、問題点が想定できるのは、上記の欠陥住宅と違い、プラス。

土地柄だとは思うのだが、この夏、ACが無いと死ぬっていう状況は余りなかった。猛暑でも日陰は大抵涼しいので、家でもファンを回してると大体間に合う。なので、ACが壊れてもあせる必要はないかな。Furnaceに関しても、自分たちには要らないのだが、家主は、暖炉でなく、薪ストーブ好きで、リビングとベッドルームにストーブを設置してあるので、Furnaceが壊れても、それ使えばまーなんとかなる。乾燥機は、空気が乾燥してし、部屋も余る程あるので、部屋に干せば良い。冷蔵庫はそれなりに困るけど、死ぬ事はないし、これも焦る必要は無い。という事で、それぞれ壊れた時に買換えれば良いという結論に達した。

 

 

住宅ローン

日本と同様に、頭金は20%以上が普通。ローンを組むに辺り、クレジットスコアで金利が変わる。妻共に800前後なので、3.5%辺りが見積もり時に出てきた。

ローン会社はChaseなどの大手銀行と、地元の住宅ローン会社(この辺だとElevation)、そして個人のローン会社?という3択になる。Elevationや個人は、連邦系のGNMA?とかを使う事になり、大手銀行は独自のローン部門となるので、金利が違ってくるという事なので、3種類の金利見積もりを入手して、今回はChase(銀行とクレジットカードで利用中)を使う事にした。

日本にあるのかは知らないが、Discount Pointsというのを購入すると、金利を更に下げる事ができる。$9000くらい買うと、3.25%まで落とせるようで、オンラインにあるシミュレーターによると、10年程度で元が取れて、残りの20年はお得という事になる。金利が下がったら損するんだが、これ以上に下がる事あるのだろうか?Discount Pointsの問題点は、Closing (家引き渡し時)に支払うので、現金が多めに必要となる。それさえクリアーできれば、大分お得だと思うし、まだ子供いないので、自由にやりくりできるので、少し無理してでも買った方が良い気がする。というか、金利なんかで稼ぎを取られたくない(笑)

 

書類など

グリーンカードに比べると、大した書類は必要無い。Chaseのサイトで必要書類が全て確認できるのは便利なシステム。

  • SSNの確認書類にサイン
  • 金利見積もりを数社に出したので、Chase以外を使わないという確認書
  • 妻のクレジットヒストリーに旧姓があったので、結婚で変更した事の確認書類
  • 家の名義変更の書類 (ローン会社とは別に、売り手と買い手とTitle companyで行う)
  • 売買契約書(今回は弁護士に作成を依頼、自分でやっても良いらしい)
  • House Inspectorを雇う

 

家主が、既にHouse Inspectorを雇って検査済みだったのだが、2社くらいの検査結果があると良いという事だったので、自分達でもHouse Inspectorを雇った。検査結果はどちらも良好。因みにHouse Inspectorは新築物件でも必要らしい。

 

その他

引越しに伴い、車が2台必要となったので、車を買おうかと思うも、現金払いなら問題ないのだが、ローンを組もうと思った場合、家ローンとの関係に問題が出てくる。ClosingはClosing日までの想定条件であり、確定した物でない。その為、Closing日が確定したからと言って、車のローン(車に限らずだが)を組むと、クレジットスコアが変わるので、Closing条件を更新しなければいけなくなり、金利が変わる可能性がある。ということで、Closing日が来るまでは、他のローンを組まない方が楽。

 

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