ハンドツールに本格的に移行してから、Paul Sellersという英国の家具職人を知った。
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西洋鉋のレストア方法を調べてた時に見つけたのだが、色々見てると役立つ情報が豊富で為になる。先日、椅子が必要だ!って事であり合わせの材料で作業所に椅子を設計無しで作ったんだが、使い勝手悪いし、ネジが緩んできたので、どうしよう?って思ってた所で、ベンチスツールを作るビデオに出会った。
先日の大きなベンチの端材もあるし、本格的な家具っぽいし、これは試してみようって事になった。追加で工具買う必要もあるんだが、彼の手法としては、1回しか使わないような工具は取り入れないって感じなので、頻繁に使えて、値ごろな工具のみで作るので、迷わず工具を追加。
右脚にデザインを入れた所。
曲線いれるのに、スポークシェーブを追加。年代の判別方法があるのだが、これは不明。新しい物では無いっぽい。刃が腐食によって均等な厚さでない事に後日気が付き、新品の刃をLee Valley よりVeritas の刃を購入。しっかり座るせいか、切れが安定した。
脚部は完成。
座面の加工。ガウジという工具を追加。これがまた良く削れるもんで、結構楽しい。スプーンとかスパチュラなんかも作れる。丸底の鉋を使ってたが、あればそれを使っても良いっていう話で、無くてもまーなんとかなる。
座面も完成
右のが以前作った物。Paul Sellersデザインの椅子はとても綺麗なデザイン。彼は何回も改良してるので、使い勝手も最高。後は仕上げをして完了となる。彼はShellacを多用するので、試してみようと思う。
今回のスツール作りは凄い為になったし、道具の使い方も変わったし、技術も少し上がった感じがする。今後は精度も上げていこうかと思う。
Paul Sellersはルータープレーンという工具を基本工具として挙げてるが、中古も新品も高いのでどうしよう?って感じだったんだが、彼デザインの手作りルータープレーンというのがあったので、それを作ってみようかと思う。キットはこちらから